このブログは、群発頭痛という激しい痛みと闘う私が、自身の経験を記録することで、同じ悩みを持つ方と「一人じゃない」という気持ちを共有するために運営しています。私は医療従事者ではありませんが、20年以上にわたりこの症状と向き合ってきた一人の患者として、暗闇の中で模索してきた経験や、生活の中で大切にしていることを綴ります。この記事が、かつての私のように原因不明の痛みに怯える誰かの支えになれば幸いです
この記事で分かること
- 群発頭痛が終わったと感じた具体的なサイン
- 毎日続いていた発作が止まった時の実体験
- 過去に再発した経験があっても、今回「終わった」と感じられた理由
- 群発頭痛による不安との向き合い方
- 発作が終わった後に感じた心の変化
※本記事は筆者の実体験をもとにした記録であり、医学的診断や治療を目的としたものではありません。
群発頭痛が終わったと確信できた、あの日のこと
群発頭痛のシーズンが、やっと終わりました。
今回は、そう確信できた瞬間について記録します。
群発頭痛を経験したことがある方なら分かると思いますが、
「痛みが来なくなった=群発頭痛が終わった」とは、なかなか不安で思えません。
数日落ち着いても、突然また始まることがありますし、
実際、私自身も過去に「もう終わったかもしれない」と思ったあとに、
再び激しい発作に襲われた経験がありました。
そのため、痛みが来ない日が続いても、心のどこかでは常に警戒しています。
今回の群発期も、最初はいつも通りでした。
1日に2回ほど発作が起こり、特に辛かったのは夜中です。
眠っていても、目の奥をえぐられるような鋭い痛みで突然起こされる。
そのたびにイミグランの皮下注射を使い、発作が落ち着くのを待つ日々が続いていました。
夜になると、
「今日も来るのではないか」
「また眠れなくなるのではないか」
そんな不安を抱えながら布団に入っていました。
群発頭痛は、痛みそのものも辛いですが、
“いつ来るか分からない恐怖”も本当に大きいと感じています。
夜中に起こされず、朝まで眠れた日
そんな生活が続いていたある日、
夜中に一度も起こされることなく、朝まで眠れた日がありました。
目が覚めた瞬間、
「あれ……?」
と感じたのを覚えています。
時計を見ると、朝でした。
途中で起きた記憶もなく、イミグランの注射も使っていない。
その瞬間、少しだけ気持ちが軽くなりました。
ですが、その時点ではまだ信じ切れませんでした。
「たまたま今日は来なかっただけかもしれない」
「今夜また来るかもしれない」
そう思っていたからです。
しかし、その次の日も、そのまた次の日も、夜中の発作は来ませんでした。
毎日使っていたイミグラン皮下注射を使わない日が続き、
群発頭痛の前触れとして感じていた独特の違和感も、いつの間にか消えていました。
それでも、すぐには安心できなかった理由
正直に言うと、
発作が来ない日が数日続いても、すぐに安心することができませんでした。
なぜなら、過去に何度も裏切られてきたからです。
以前の群発期では、
- 一度落ち着いたと思った2週間後に再発した
- 発作が弱くなってきた後に、再び強い痛みが戻った
- 群発期が4ヶ月近く続いた
そんな経験がありました。
だからこそ、
「まだ終わっていないかもしれない」
「油断した頃にまた来るのではないか」
という気持ちは常にあります。
ただ、今回は少し違いました。
発作の回数が徐々に減り、痛みの出方にも変化がありました。
毎日必ず来ていた発作が、少しずつ間隔を空けるようになっていたのです。
その頃から、なんとなくですが、
「今回は終わりに向かっている気がする」
という感覚がありました。
毎日来ていた発作が、2日来なかった時
完全に気持ちが切り替わったのは、
毎日来ていた発作が、2日続けて来なかった時でした。
その時、自然に、
「あっ、終わったな」
と感じました。
医学的な根拠があったわけではありません。
検査をしたわけでも、医師から「終わりました」と言われたわけでもありません。
ただ、自分の体の感覚として、
「今回はもう大丈夫だ」
と、自然に思えたのです。
その瞬間に感じたのは、大きな喜びというよりも、
「やっと終わった……」
という静かな安心感でした。
長い間張り詰めていた緊張が、少しずつほどけていくような感覚でした。
発作が来ない今、改めて感じていること
現在、発作が来なくなってから約2週間が経ちました。
夜も安心して眠れています。
群発期の間は、
「また夜中に起こされるかもしれない」
という不安が常にありました。
眠ること自体が怖く感じる日もあり、
夜になるだけで気持ちが重くなることもありました。
だからこそ、普通に眠れて、普通に朝を迎えられることが、こんなにもありがたいことだったのかと改めて感じています。
群発頭痛は、痛みだけではなく、精神的な負担もとても大きい病気だと思います。
発作がない今、ようやく日常を取り戻せたような感覚があります。
今、群発頭痛で苦しんでいる方へ
もしこの記事を、今まさに群発頭痛の真っ只中で読んでいる方がいるなら、これだけは伝えたいです。
痛い時は、本当に苦しいです。
「いつ終わるのか分からない」
「また今夜も来るかもしれない」
そんな不安の中で過ごす毎日は、本当に辛いと思います。
私自身、何度も
「うー!もう限界かも」
と思いました。
それでも、群発頭痛には必ず終わりが来ます。
痛い時は信じられないですが、。
疑ってしまうのも当然ですが。
でも、終わる時は、ある日、ふっ!とやってきます。
だから今は、
「今日を乗り切ること」だけで十分です。
無理に前向きになって先のことまで考えなくても大丈夫。
まずは、今日を耐え抜くだけで十分です。
その積み重ねの先に、きっと痛みから解放される日が来ます。
免責事項
※本記事は筆者個人の体験をもとにした内容であり、医学的診断や治療を目的とするものではありません。症状や治療については、必ず医師や専門の医療機関へご相談ください。
参考情報
群発頭痛についての一般的な医学情報は、以下の公的機関・医療情報も参考になります。
※医学的な一般情報については、厚生労働省・日本頭痛学会などの公的情報を参考にしています。
