群発頭痛を発症したばかりの頃
私が群発頭痛を発症した初期の頃は、まだ今のように治療法が整っていませんでした。「群発頭痛」という言葉自体が医療の現場でもあまり浸透しておらず、病院へ行っても明確な治療法がないまま、どう向き合えばよいのか分からない日々が続きました。
突然やってくる激しい痛みに、とにかく“耐えるしかない”という状況。先が見えず、本当に心細い時期でした。
当時使っていた薬と、その限界
発症した初期のころは、群発頭痛に特化した薬がほとんどなく、通常の片頭痛向けの薬や予防薬で対応していました。
予防薬として処方されたのがミグシス。そして痛みが出てきたときはクリアミンを飲んで対処する、という方法でした。
たまに「効いたかな?」と思える日もありましたが、ほとんどの場合は痛みの勢いに薬が追いつかず、十分な効果を感じられませんでした。薬を飲んでも目の奥をえぐられるような痛みは続き、「また効かないかもしれない…」という不安を抱えながら痛みに耐える時間が、何よりつらかったです。
新しい薬との出会い
そんな中で登場したのが、イミグランやゾーミッグといった新薬でした。「群発頭痛にも効果があるかもしれない」と聞いて、当時の私はとても希望を感じました。
この薬は、飲んでしばらく我慢していると痛みの波がすっと引いていくような感覚があり、「こんなに効く薬があるんだ…」と驚いたのを覚えています。
とはいえ、薬が効き始めるまでには30分ほど痛みに耐えなければならないことが多く、その30分は永遠のように長く感じました。ピークの痛みに耐える時間は、身体だけでなく心も大きく消耗していました。
薬だけでは足りなかった対処法
薬の効果を感じるようになっても、痛みが重い日は薬だけではおさまりきらないことも多く、私はさまざまな方法を併用していました。
- 酸素吸入
- 熱いおしぼりを頭や首にあてる
- 暗い部屋で安静にして刺激を減らす
特に酸素吸入は、私にとって本当に救いの存在でした。酸素を吸うことで痛みの波が少しずつ和らぎ、「何もできずにただ耐えていただけの頃」と比べると心がすごく軽くなったのを覚えています。
少しずつ見えてきた対処法
薬と対処法を組み合わせていくうちに、「これは自分に合っている」「これはあまり効果がない」といったパターンが少しずつ分かってきました。
群発頭痛との付き合いは長く、終わりが見えないように感じることもあります。それでも、小さな変化や自分に合う方法を見つけていくことが、当時の私にとって大きな支えになっていました。
暑かった時期から寒くなる時期、寒い時期から暖かくなっていく時期によく群発頭痛が来ていました。
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